それにしても・・・・
「何センチだったと思う?」
「ゼロ・・たぶん3センチくらい?」
ガードレールとの隙間のことだ。我々は顔を見合わせてしまった。
今のは完璧に常識を逸脱している。早い話がイカレてる。
「ははは、アタマおかしーぜ!」
我々も、おかしくなった(笑)
その後の結婚相談所はもうお祭り騒ぎ。
ギャラリーに巻き込まれ、バカの一員になった我々は、
次々とコーナーに切り込んでくる鉄の塊たちに声援を送り続けて
叫びまくった。
ここまでくると、死亡事故の看板すら
手や足をかける街路樹程度にしか感じない。
もしそこに幽霊がいても、完全シカト状態だ。
不謹慎と気づいて反省したのは実際、翌日だった。
これでは幽霊も浮かばれない。

そんなこんなで大騒ぎをしていた我々は、不覚にも
追跡者が目前まで迫っていたことに気がつかなかった。